〒448-0803 愛知県刈谷市野田町沖野61-10 ハッピーハウス101
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今回は『姿勢に関するお悩み』というテーマでお伝えします。
・痛みだけでなく、姿勢も改善したい
・猫背や反り腰で悩んでいます
・人から姿勢が悪いと言われ、気にしています などなど
そういったお悩みで来院されるお客様もいらっしゃいます。
姿勢について、根本的な改善のためには、大きく分けて3つのことが必要です。
1つめは、整体を長期的に続けていくことです。
これは、お金儲けの為に言っているわけではありません。(当院には回数券や長期契約プラン等はありませんので、ご安心ください)
整体ではからだ全体のバランス、特に筋肉のバランスをメインに整えていきます。そうすることで、骨(関節)のバランスまで整うからです。
しかし、そのためには、どうしてもある程度の期間が必要です。短期的にではなく、長期的な視点で取り組んでいきましょう。
2つめは、日常生活を改善することです。
姿勢改善のためには、整体だけでなく、日常生活の改善が絶対的に必要だからです。
いくら整体でバランスを整えても、お客様が日常生活で悪い姿勢を続ければ、すぐにまたバランスが崩れてしまうので、もったいないです。
一時的な効果ではなく、根本的な改善に繋がるように、お伝えするアドバイスをできるだけ頑張りましょう。
意識的に取り組むことで『良い姿勢はこうですよ』と身体にインプットすることが大切です。
そうすることで、あなたの身体(特に脳)が徐々に良い姿勢を認識し、脳内の姿勢プログラムが書き換えられていきます。
3つめは、姿勢について、正しい知識を持つことです。
姿勢のお悩みで来院されるお客様とお話ししていると『まっすぐになりたい』『左右均等になりたい』という方が非常に多いです。
しかし、これからこのコラムでお伝えするように、人間の身体は必ずしもまっすぐが正しい、左右均等がベストというわけではありません。
正しい知識を身に着けて、1つ上の姿勢改善を目指しましょう。
まず、姿勢について、正しい知識を身につけましょう。
人間の身体は、そもそも左右均等にはなっておりません。
例えば内臓の位置で言えば、肝臓は右にしかありませんし、心臓はやや左に位置しています。
そうなると、身体の内側から多少の偏り、つまり左右差が生まれるため、重心の位置は、ど真ん中にはありませんよね??
その他にも、その人にとっての軸足、利き手、利き目、また右脳と左脳のはたらきの違いなども含めて考えていくと、身体には自然なゆがみ(自然な左右差)があります。
こういった自然なゆがみは悪いものではなく、もともとの構造や機能の差から発生したものなので、むしろ必要なものです。
人間は動物なので、動いて生活していますが、こういった自然なゆがみがないと、かえって動きづらくなってしまいます。
というわけで、左右均等、まっすぐが正しいわけではありません。
身体の左右差だけでなく、ストレートネックについての誤解も多い印象です。
病院(整形外科)でレントゲンを撮り、首の骨のカーブがないと『ストレートネックですね』と言われるようです。
首の骨は全部で7個あり、通常であれば、横から見ると画像左のように緩やかにカーブしています。
そのカーブが失われると、画像右のようにまっすぐな首になるので、ストレートネックと言われます。
ただし、ストレートネック=悪ではありません。
姿勢の種類の1つに『フラットバック』と呼ばれるタイプがあります。日本語で言えば、平背(へいはい)です。
イラストのように、背中全体で見ても前後のカーブが少なく、平らな背中になっています。
背中だけでなく、首もカーブが少ないです。
そのため、このフラットバック姿勢の人は、もともとストレートネックあるいはストレートネック気味の首をしているということです。
イラストを見ると、猫背のように見えますが、猫背についてはこの後でお伝えします。
フラットバック姿勢の人は、とても多いですね。
こういったもともとのストレートネックは、(もちろん首にとって不利ではありますが)それ自体は異常なことではありません。
ただ、今はほとんどの人がスマホ依存になっており、必要以上に首に負担がかかる生活をしている人が多いので、ストレートネックは気にしないでいいですよということではありません(笑)
あくまでも純粋な、もともとのストレートネック=悪ではないことを知っていただきたく書きました。
スマホは積極的に減らしていきましょう‼
姿勢のお悩み第1位は猫背なので、猫背についても書いていきます。
まず、猫背を大きく分けると『みかけの猫背タイプ』と『本当の猫背タイプ』があります。
割とみかけの猫背タイプの方が多い印象ですね。
どのように判断しているかというと…
ベッドにうつ伏せになっていただくだけです。
みかけの猫背タイプの方は、立っている時や座っている時は猫背に見えても、うつ伏せになると、背中がまっすぐになります。
一方、本当の猫背タイプの方は、うつ伏せになっても、背中が丸く猫背のままです。
当院では、お客様がどちらのタイプなのかを分類したのち、それぞれに合った整体、アドバイスをさせていただいております。
先ほど、フラットバック(平背)という姿勢タイプをお伝えしましたが、このタイプに見かけの猫背が多いです。
イラストのように、首の付け根を支点に背骨の向きが変わることで頭が前に傾くため、猫背のように見えるからです。
ただし、見かけの猫背タイプの方でも、最初にお伝えしたように整体も日常生活での努力も両方必要です。
見かけの猫背タイプの方は、見かけの猫背になりやすい姿勢バランスの崩れ方があるからです。
ここからは当院の整体についてお伝えします。
整体の内容は人それぞれで異なりますが、姿勢改善のためには、やはり全体のバランスを整えることが大切です。
一般の方からみると、例えば猫背であれば肩甲骨(けんこうこつ)まわり、反り腰であれば腰まわりというように、どうしてもお悩みの場所ばかりが気になってしまうと思うのですが…
身体は繋がっているので、お悩みの場所ばかりを整体するのは根本的な改善とは言えません。
例えば、あなたが小さな子供を肩車しているところをイメージしてみて下さい。
上に乗っている子供がはしゃぐと、(上にいる子供は楽しいですが)下で支えているあなたは、負担がかかり、大変ですよね??
なので、上のバランスは下に影響するということです。
逆の場合、つまり下のバランスも、もちろん上に影響します。上下だけでなく左右もあります。
このように人間の身体は、上下左右が互いに影響しあってバランスを取っています。
あまり関係なさそうなところが、実はあなたの姿勢バランスを崩していますよ。
日常生活でのアドバイスも2点お伝えします。
1点めは『こまめに姿勢を変えること』です。できる限り同じ姿勢を続けないということですね。
姿勢でお悩みのお客様とお話ししていると、良い姿勢なら長時間同じ姿勢でも大丈夫と思っている方が非常に多いです。
お仕事など、どうしても長時間同じ姿勢を続けなければいけない時はしょうがないのですが、ちょこちょこ動いて、同じ姿勢を続けないのがベストです。
こまめに姿勢を変えること、つまり動くことで、その刺激が脳に伝達されることが大切です。脳の中にある姿勢を司るところをどんどん活性化させましょう。
2点めは『食生活も見直してみましょう』です。
実は姿勢は、骨や筋肉など骨格的な問題だけではありません。体重が増え、お腹が出ると、体型だけでなく姿勢まで変わってしまいます。
当院では、ダイエットを目的とした厳しい食事制限などはありませんが…(笑)、長期的に見て、これ以上体重を増やさないor少しずつ減らしていけるのが理想ですね。
普通~細身体型の方も、胃腸の疲れには注意しましょう。
つい食べ過ぎてしまい苦しい時や、お腹が痛い時は、前かがみにして身体をくの字にしますよね?? (今のは極端な例ですが)このように、胃腸の疲れも姿勢に影響します。
なので、食べ過ぎが続いたり、普段から冷たい飲み物が多い、甘いものを毎日食べる、その他にもパンなどの小麦製品、牛乳やヨーグルトといった乳製品を好んで食べる方は、知らず知らずのうちに胃腸を疲れさせ、姿勢の悪化に繋がっている可能性があります。
ストレスにならない程度に、少しずつ気をつけてみると良いですよ。
胃腸のコンディションを整えると、さらに根本的な姿勢改善になりますから。