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心身の不調~機能性低血糖症とは⁇~

機能性低血糖症の症状

今回は、機能性低血糖症(きのうせいていけっとうしょう)というものについてお伝えします。

突然ですが、下に書いてあるような症状はございませんか??

ー身体症状ー

・疲れやすい

・食後の耐えがたい眠気

・朝起きられない

・目がチカチカする

・頭痛 など

ー精神症状ー

・憂鬱

・不安

・イライラ

・集中力低下

・吐き気

・思考力低下 など

ー自律神経症状ー

・ふるえ

・冷や汗

・顔面蒼白

・倦怠感

・脱力感 など

機能性低血糖症とは⁇

こういった心身の不調には、もしかしたら血糖値が関わっているかもしれませんというのが、今日お伝えしたい内容です。

まずは機能性低血糖症について、簡単にご説明します。(難しいと感じるところは、なんとなくで大丈夫ですよ)

低血糖とあるので、血糖値が低くなり過ぎる病態と思われがちですが、そうではありません。

また、単に絶食をしたときの低血糖や、糖尿病治療で起こる低血糖ともです。

では機能性低血糖症はどんな病態かというと…血糖値の調節障害です。

いきなり調節障害と言われても、あまりピンときませんよね…??

一般的に血糖値は、食事をすると上がり、その後空腹になるにつれて下がっていきます。(からだが自動的にホルモンを出して調節してくれています)

理想は、血糖値が緩やかに上がり、緩やかに下がることですが、その調節がうまくできないと急激に上がったり下がったりします。

この『急激に』上がったり下がったりする状態が、調節障害となります。

なので、血糖値が時間の経過と共にどうなるか(急激なのか緩やかなのか)という視点が重要であり、その瞬間を切り取る一般的な血液検査の数値は、あまりあてになりません。

たとえ一般的な血液検査の血糖値の数値が正常でも、その正常の範囲内で急激に上がったり下がったりうまく調節されていなければ、身体症状だけでなく、精神症状自律神経症状など様々な不調に繋がりますよということです。

また、機能性低血糖症は若い20~30代の方にも多いと言われています。前に、AKBのメンバーが機能性低血糖症で休養するというニュースもありました)

それよりももっと若い、例えば不登校の子供たちも血糖値の問題が背景にあるのではないかとも指摘されています。子供から大人まで、幅広い世代の問題です。

糖質、多くないですか⁇

では、なぜそういった問題が引き起こされるのでしょうか??

ひとことで言えば、現代人は糖質を過剰に摂取しているからです。

『おいしいものは脂肪と糖でできている』なんてCMもありましたよね。

パンや麺類、お菓子など、そういったものは安価で手軽に買えますが、実は要注意です。

なぜなら、空腹時にこういった糖質をいきなり食べると、血糖値が急激に上がるからです。

血糖値が急激に上がると、からだが反応して、今度は急激に下げようとインスリンというホルモンが大量に分泌されます。

このときに、耐えがたい眠気集中力低下疲労感手の震えなどが起きます。

そして今度は、下がってしまった血糖値を再び上げるために、アドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。

このときの反応によって、イライラしたり、憂鬱になったり不安になったりします。

まるでジェットコースターのように、血糖値の急激な上下が身体の中で繰り返されていくんですね。

さらに、イライラしたり憂鬱になったりしたときは、余計に甘いものが欲しくなりませんか…??

そうすると血糖値がまた急激に上がって…と負の連鎖が続いてしまうわけです。

機能性低血糖症の対策とは⁇

ここからは、日常生活の注意点をお伝えします。

機能性低血糖症の専門的な検査(5時間糖負荷検査といいます)をしてくれる病院はまだまだ少ないので、ご自身が機能性低血糖症なのかどうかというよりも、まずは血糖値を急激に上げない食生活を心がけることが健康のために重要です。

血糖値を急激に上げないためには…

①甘いものを減らす

これが1番お金がかからない根本療法です。

ただ『毎日必ず甘いものを食べます』という人がいきなり0にすると、続かなかったり、かえってストレスになってしまうので、まずは週1回甘いものを食べない日を作るなど、ストレスにならないペースで減らしていくのがおすすめです。

また、一食抜いたりしてパンケーキやパフェ、スイーツバイキングを食べにいく方(特に女性に多い)も要注意です。空腹で一気に甘いものを摂ると、血糖値が急激に上がりますよ。

なので、甘いものは3時のおやつ(空腹時)よりも、食後のデザートとして食べる方がまだ良いです。

②野菜やタンパク質から食べる

これはご存じの方も多いかもしれませんが、例えば定食で言えば、まずは野菜タンパク質(肉や魚)、汁物などから食べましょう。そして少し落ち着いてから、ご飯など炭水化物を食べると良いです。

コース料理の順番を意識すると良いですね。コース料理は、前菜→肉や魚→炭水化物→デザートの順で出てきますが、これは血糖値が緩やかに上昇する理にかなった順番です。

一口目にご飯やパンは良くないですよということですね。

当院の女性のお客様で、朝食は食べないor朝はパンとコーヒーだけという方が多いですが、夜ご飯の残り物で野菜やタンパク質などがあれば、それらを朝に一緒に食べると良いでしょう。

③よく噛んでゆっくり食べる

早食いも血糖値を急激にあげてしまう習慣の1つです。こちらは特に男性のサラリーマンの方に多いです。

どうしても短時間で食べなければならない状況など、しょうがない面も多々あると思いますが、少しでもよく噛んで食べることをおすすめします。

機能性低血糖症の施術とは⁇

ここからは当院の施術についてお伝えします。

直接的な血糖値のコントロールの改善には、1つ前の項目でお伝えしたような食生活の改善(他にも運動なども含めて)が必要不可欠ですが、こういった整体やカイロプラクティックの施術を受けるメリットも十分にあります。

身体が楽になることで、不調を感じにくくなったり気持ちの面でも前向きになっていくからです。

施術では、まず背骨や骨盤からバランスを整えていきます。

背骨は身体の大黒柱なので、背骨を矯正することで神経の流れがスムーズになり、筋肉や内臓のバランスも整っていきます。

その後は、お腹なども施術します。食生活の改善だけでなく、施術でしかできないお腹へのアプローチもあるからです。

特にお腹の血流が滞っている人がとても多いので、血液の循環が良くなっていくように施術しております。

お腹の血液の循環が良くなると、身体症状だけでなく、精神症状や自律神経症状にも効果的です。

機能性低血糖症~院長より~

今回は機能性低血糖症についてお伝えしました。

一般的な病院の検査で異常なしと言われる心身の不調の中には、食生活(血糖値)の問題が隠れていることが少なくありません。

1つ付け加えると、先ほど機能性低血糖症の対策のところで、甘いものは3時のおやつではなく、食後に食べた方が良いですよと書きました。

しかし、お昼ご飯~夜ご飯にかけては割と時間が空くので、おやつなしだと、その間に血糖値が乱れやすいです。

では、3時のおやつには何を食べればいいかというと…ゆで卵やちくわ、サラダチキンなどタンパク質がおすすめです。

量としては、ゆで卵であれば1個、ちくわなら1~2本程度でOKです。こういったタンパク質をおやつ代わりにちょこっと食べることが血糖値を乱さないポイントです。

最も手軽なのは魚肉ソーセージですが、添加物や塩分が割と入っているので、特に塩分を気にされている方は、他の食事を気をつけましょう。

このように、午後の3~4時ごろにタンパク質を摂取することで、血糖値の乱れを防ぐことができます。甘いものにコーヒーだと余計に不調を招くことになりますから、ご注意ください。

食事の問題は、不調と密接に関係しています。

根本的な改善を目指して、少しずつ取り組んでいきましょう。

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