〒448-0803 愛知県刈谷市野田町沖野61-10 ハッピーハウス101
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こんにちは。
今回の腰痛コラムは『血行不良と腰痛』というテーマでお伝えします。
腰痛には様々なタイプがありますが、血行不良が関係している腰痛もあります。
例えば…
『朝、起きた時に腰がつらいです』
『秋や冬になると、腰痛がひどくなります』という方です。
寝起きの腰痛では、寝ているあいだは身体を動かしませんから血液の循環が悪くなります。
長時間同じ姿勢をとってしまっていますよね。
それを防ごうと、人は寝ているあいだに無意識に寝返りをうつのですが、寝返りが少なかったり、その他マットレスや枕などの寝具が合っていないと、寝起きの腰痛が起こりやすくなります。
秋や冬につらい腰痛では、季節的に気温が下がりますので、その冷えで血液の循環が悪くなります。
さらに、気温が下がるとより運動不足になりやすいので、デスクワークや立ち仕事の方、家で座る姿勢が長い方は余計に体の筋肉が緊張してしまいます。
先ほど秋や冬の冷えが血行不良を招き、腰痛に繋がりますよとお伝えしたのですが、実は夏の冷えにも要注意です。
まずはクーラーです。
寝る時など、つい冷やし過ぎていませんか??
お客様の中には、けっこう温度を下げて生活されている方もいらっしゃいます。
その冷えが腰痛だけでなく、他の症状の根本原因となっているかもしれませんよ。
あと夏場は、半ズボンで寝ている方も多いので、薄い生地でかまいませんから、できれば長ズボンで寝ましょう。
脚が冷えると脚だけでなく、からだ全体の冷えに繋がります。
クーラーの次は、食事です。夏はお腹(内臓)の冷えが起こりやすいからです。
例えばキンキンに冷えたビールなど、冷たい飲み物のほか、アイスやかき氷を毎日食べていますというお客様も割といらっしゃいます。
暑いのでしょうがない面もありますが、冷たい飲み物や食べ物でお腹が冷えてしまうと、腰周りの筋肉が硬くなってしまい、腰痛になりやすくなります。
毎日食べている方、頻度の高い方は、ストレスにならない程度の減らし方で、少しずつ減らしていきましょう。
お客様とお話していると、夏でも知らず知らずのうちに体を冷やしてしまっている方が割といらっしゃいますので、まずは上記のことを気を付けてみてください。
ここからは、血行不良と腰痛の詳しいメカニズムについてお伝えします。
やや専門的になりますが、なんとなくで大丈夫ですので、よろしくお願いします。
イラストはからだを前側(お腹側)から見た図です。青く囲んだ筋肉をご覧ください。この筋肉は『大腰筋(だいようきん)』という筋肉です。
大きな腰の筋肉と書くので、イメージしやすいかと思いますが、この筋肉が腰痛とものすごく関係しています‼
ただ、これだけだと『この筋肉がどう血行不良と結びつくの??』と思いますよね。
実は、大腰筋のすぐ近くには腎臓があります。腎臓と聞くと、一般の方は尿をイメージされる方が多いかもしれません。
人間は老廃物を尿として体外に排出していますので、それも腎臓のはたらきの1つなのですが、では、その尿がどのようにして作られているかご存じですか??
尿は、血液をろ過して作られています。血液をろ過して、からだにとって必要なものとそうでないものに分けているからです。
1日あたり、どれぐらいの血液量が腎臓を通過するかというと、およそ150~180ℓと言われています。(すごい数字ですね)
ですので、腎臓は血液循環と関わりの深い内臓と言えます。
まとめると、同じ姿勢が続いたり、冷えによって血行不良になると、まず腎臓の機能が低下します。
(病院で検査をすれば正常という方がほとんどだと思いますが、ここでの機能低下とは、正常の範囲内での機能低下を意味します。ちょっとした疲れみたいなものです)
そして腎臓の機能が低下すると、その影響が近くの大腰筋にも移ります。
『内臓の影響が筋肉に移ることなんてあるの??』と思う方もいらっしゃると思いますが、要するにご近所さんなので、互いに影響しあっていますよ。
そして大腰筋に影響がでると腰痛に…となります。
先ほど、腎臓は血液循環と関わりの深い内臓と書きました。
大量の血液をろ過して、尿を生成するはたらきがありますよとお伝えしましたが、血液は液体なので、要するに身体の中の水分調節を担っている場所ということです。
当院では、水分は基本的には水かお茶をおすすめしておりますが、慢性腰痛の方の中には、コーヒーが大好きという方もいらっしゃいます。
1日あたり1~2杯程度なら問題ありませんが、飲み過ぎには要注意です。
なぜかというと、コーヒーには利尿作用があるからです。
利尿作用によって、からだの水分バランスが崩れてしまい、腎臓が疲労すると腰痛が起こりやすくなります。
『コーヒーけっこう飲みますね。腰痛持ちです』という方は、コーヒーを減らして様子をみてみるのも良いかもしれません。
特に缶コーヒーは、たとえ微糖であっても、腰痛をはじめ不調の一因となっているケースが少なくありません。
コンビニやスーパーに行くと、コーヒー以外にも様々な種類の飲み物が販売されていますが、基本的には水かお茶で十分ですよ。
ここからは、血行改善のためのトレーニングをお伝えします。
ご存じの方も多いかもしれませんが、かかとを上げたり下げたりする運動です。
壁際に立って行ったり、椅子の背を持つなどして行うのがおすすめです。
できれば、上げたかかとをその状態で2~3秒キープしてから下げましょう。
このトレーニングでは、主にふくらはぎの筋肉を鍛えているのですが、ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれていますので、血液循環の改善に役立ちますよ。
下半身の血液を循環させて、腰痛を予防しましょう‼
今回は『血行不良と腰痛』というテーマでお伝えしました。
血液の循環だけでなく、血液を水分と捉えて、コーヒーなど日常生活における飲み物についてもアドバイスさせていただきました。
食事も腰痛の一因ということです。
ただ、最も気をつけるべきこととしては、(繰り返しになりますが)できるだけ身体を冷やさないこと、同じ姿勢を続けないことです。
特に冷えは万病のもとと言われていますので、要注意です。
私のおすすめは腹巻です。お腹や腰周りを温めることで、腎臓や大腰筋を守ってくれます。
実際に『先生に言われて腹巻をするようになってから、寝起きや秋冬の腰痛が改善しました』というお客様もいらっしゃいました。
このように、施術に加えて日常生活も少しずつ変えていくと症状の改善が早まります。
寝起きの腰痛や、秋や冬につらい腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
2人3脚で頑張りましょう‼
どのようなお悩みでしたか?(来院理由)
1年半程前から腰痛がひどく、特に朝起きた時の痛みはつらかったです。定期的にみてもらって、身体の調子を整えておきたかったのですが、なかなかよい先生にめぐりあえませんでした。
施術での変化や感想を教えて下さい。
施術後3~4日すると、痛みや張っていた場所が楽になっていきます。また、歩いたりすわったりした時の姿勢や、自分の癖も意識して気をつけるようになりました。
院長より補足:施術の効果は、施術直後よりも経過(数日経ってみてどうだったか)を大切にしてくださいとお伝えしています。即効性がありその場で改善しても、すぐに元に戻ってしまったら、それは本当の改善とは言えません。バランスが整うと、経過と共に楽になっていきます。
神谷カイロの良いところ、魅力を教えて下さい。
とても勉強熱心で、疑問に思ったり知りたいと思うことに誠実に答えてくださる先生です。“生涯現役”をめざして、これからも先生にお世話になりたいと思っています。先生、よろしくお願いします‼